横浜主真理教会での過ごし方を切り口とした、会員インタビュー企画 「サードプレイスでの過ごし方」。
4人目は横浜主真理教会で舞台芸術活動に精を出す伏原小裕さん(27)です。
横浜主真理教会でのHOTな過ごし方について話を伺いました。
▼前回のインタビューはこちら
学生と仲良しなお姉さん
ー教会ではどんなことをして過ごしていますか?
女子大生たちと一緒にお喋りやスポーツをしたり、ご飯を作って一緒に食べたり、お互いのために祈ったりしています。
私は、相手の気持ちを汲みとることや相談事に寄り添ってあげることがあまり得意じゃないんですけど、学生の中には教師を⽬指している⼦たちがいて、すごく上手なんですよね。
なので「学ばせてください!」って気持ちで真剣に相談させてもらったりしてます。(笑)
ー伏原さんは理系女子だとか。
大学は建築学科で建物の構造の研究、大学院では耐震の研究をしました。
お父さんが現場仕事で図面を描いているのが楽しそうだったんです。それで私自身、ものづくりが好きになったんだと思います。
就職してからは、建設会社の技術研究所で研究職に就きました。主に災害に強い建物を建てるための研究です。自分が関わった案件が数年後には完工し、そこに人の暮らしが形成されていくことにやりがいや、感慨深さを感じます。
自分を知る舞台芸術
ー教会では舞台芸術の活動にも力を入れているとか。
私は身長が174cmあるので、学生時代は教会主催のファッションショーのモデルをやっていました。
一般的なファッションショーは「服」を見せるモデルなので、「服の良さ」だけを伝えることを良しとすることが多いです。一方で、私が教会で学んだのは「自分という作品」を見せるモデルでした。
活動がある度に、「自分の魅力や個性って何?」「自分が1番伝えたいことは?」と自問自答を繰り返しました。自分の良い所も悪い所も、舞台を通じて見つけてきたと思います。
―今後やりたいことは?
小中学生たちのファッションショーをやりたいなと思ってます。
学生時代に塾のアルバイトをしていたのですが、幼い子たちに自信がない人が多いと感じることが多かったんですよね。
彼女たちが自信を持つことができるような場を、ファッションショーを通じて作りたいなと思ってます。
祈りで御言葉を確信
ー教会に通い始めたきっかけは?
大学1年生の時、部活が忙しかったけど聖書を教えてくれるお姉さんがいて、その人柄に惹かれたことです。
元々私は、自分の人生に価値があると思っていなかったんです。他の生物たちと同様に、子孫繁栄だけして死んでいく…みたいな。
でも聖書を勉強する中で、神様が人間を創造した目的を知り、初めて自分の人生に意味を見出だせるようになりました。
ー教会に抵抗はなかった?
実は、この御言葉を教えてくれている牧師先生には当時一度も直接会ったことがなかったので、漠然とした不信感を持っていたのも正直な所です。
一時期は、御言葉が正しいのか分からなくなってしまい、もう教会通うの辞めようかなと思った時期がありました。
ただ、「永遠に地獄行きは嫌やな」っていうのはすごく思っていたので…神様に「もしこの御言葉が正しいなら、私自らこの歴史に居たいと思えるようにして下さい」と祈り始めました。
これで祈りが聞かれたら神様はいるし、聞かれなかったらいないから辞めれば良いと考えたんです。
ー祈りの答えは?
祈り始めると、礼拝の御言葉で日々の悩みや心配事の答えを受け取ることが徐々に増えました。
極めつけは、ある集まりで「牧師先生の心の内」に関する話を聞いた時です。
牧師先生が御言葉を伝えてくれること、祈ってくれること、悔い改めてくれること、そういう1つ1つが「私のために、私の代わりにしてくれていたんだな」と腑に落ちた瞬間がありました。その時、「この御言葉通りに生きていきます」と私の口から自然と祈りが出たんです。
それで「神様は私の祈りを聞いて下さったんだ!」と気付いて、今日まで教会に通っています。
今は信仰生活を心からエンジョイ
料理でリフレッシュ
ー息抜きは?
カフェ巡りや散歩、ショッピングなど色々ありますが、学生たちを家に泊めることが多いので、彼女たちに料理を振る舞うことに喜びを感じます。
ちなみに、1番の人気メニューは「シンプルな卵焼き」(笑)
「次何作ろっかなー」って考えるのが楽しいです。最近はオーブン、食器棚、食器、テーブルが足りないので買い足したい!(笑)
ー最後に、あなたにとって教会とは?
色々考えたんですけど、「自分と向き合える場所」だと思います。
私は人には言えない悩みが多いんですけど…。神様には「祈り」で全部言える。
神様に向き合うと、その答えが必ず返ってくるんです。なので、本当の意味で自分と向き合うことができる場所だと思っています。
ー本日は素敵なお話を聞かせていただきありがとうございました!
ありがとうございました!