2023年最後の「Bible Café(バイブルカフェ)」を11月19日、横浜主真理教会で開催しました。
教会現地では18名、zoom配信では5名が参加し、20代から70代まで幅広い世代が交流。毎回来てくださる方も多く、終始なごやかな雰囲気で進んでいきました。
歴史から学ぶ“確認の大切さ”
壮年部会員の塩谷さんによる5分でわかる聖書講座では、旧約聖書の登場人物ヨシヤ王のエピソードから「無知であることの恐ろしさ」と「確認することの大切さ」を学びました。
旧約聖書の歴代史下を読んでみると、イスラエルの王様ヨシヤの時代、隣国のエジプトが共通の敵国を倒すために進軍するようになります。しかしヨシヤ王は、エジプトが自国を攻めにきたものと勘違い。本来は協力関係にあるはずのエジプトを妨害し、本人はその戦いで亡くなってしまったそうです。
塩谷さんは「自分の間違った考えで突き進んでしまうと、ヨシヤのように死まで至ることもあります。私たちの仕事や生活のなかでも、お祈りで神様に確認し、適切な人にも確認することが大切です」と力強く話しました。
年末は「人にも神様にも感謝を」
奥村祐子牧師によるバイブルメッセージは、「神様に感謝すること」をテーマに伝えられました。
私たちは目の前にいる人にも感謝をすべきですが、根本的には神様に感謝すべきです。
その人に出会わせてくれたこと、状況・環境を用意してくれたこと、そもそも今生きていること。実は陰で神様がたくさん助けてくださっています。
2023年が終わろうとしているこの時だからこそ、1年を振り返る感謝を人にも神様にもしてみてください。
奥村牧師
また、約2年間Biblecaféの担当牧師を務めた奥村牧師ですが、このたび使命を退任することになり、バイブルメッセージを伝えるのは今回で最後となります。
退任の挨拶では、Biblecafé企画を通して出会った人々と神様への感謝を語り、参加者からは別れを惜しむ声があがりました。
感謝の歌で締めくくり
教会歌手の中島涼さんによる賛美歌ライブでは『愛の感謝』を披露しました。
「賛美歌は神様に感謝する歌。お金でもモノでもなくて、神様には愛で感謝するんです」と話す中島さん。神様が自分を生かしてくださったことへの感謝の気持ちを歌に込めました。
最後には特別企画としてダ・カーポの楽曲『野に咲く花のように』を参加者全員で歌唱しました。
参加者からは「懐かしい(笑)」「良い歌ですよね」といった声が。時には辛いことがあったとしても、強く生きていけるのは神様がいるから。会場が一丸となり神様への感謝を歌唱しました。
気軽に来て人と話せるサードプレイスに
「教会ではなくカフェのように気軽に来て話してほしい」という願いが込められたBiblecafé。参加者の1人は「家と職場以外で人と話せる貴重な機会。若い人とも話せて嬉しい」と微笑みます。
横浜主真理教会では来年も月1回Biblecaféを開催し、団体理念「家でも職場でもない第3の居場所”HOTサードプレイス”」を体現していきます。