2024年最初の「Bible Café(バイブルカフェ)」を2024年3月10日、横浜主真理教会で実施しました。
今回もオンラインとオフラインのハイブリット開催。
教会現地は12名、zoom配信は5名の方に参加いただき、初参加の方もいらっしゃる中、終始和やかな雰囲気で進行しました。
聖書の読み方について
「書かれている内容をそのまま読むだけでは意味が分からないけど、読み方が分かれば理解できる」と解説してくれたのは本教会会員の塩屋さん。
今回の5分で学ぶ聖書講座では、旧約聖書の登場人物エリヤとカラスにまつわるエピソードから「聖書の読み方」について学びました。
<列王記上17章6節>
すると、からすが朝ごとに彼の所にパンと肉を運び、また夕ごとにパンと肉を運んできた。そして彼はその川の水を飲んだ。
エリヤは旧約聖書に登場する偉大な「預言者」と呼ばれる人物。
神様の御言葉を受け取り、人々に伝えていた彼の元に「からすが朝と夕ごとにパンと肉を運んできた。」と書かれています。
本当にカラスが食べ物を運んできたのでしょうか?
塩谷さんは牧師先生から教えてもらったポイントについて、以下のように伝えました。
・聖書は比喩で書かれている
・比喩はほとんどの場合、人を表している
→よってパンと肉を運んできたのは「カラスのような人」である
塩谷さんは「今後も聖書を読む時は比喩であることを考えて『~のような人』とつけると良いですよ」と笑顔で講座を締めくくりました。
「天国ってどんなイメージ?」
教会歌手の中島涼さんによる賛美歌ライブでは、『天国はあなたの心に』が披露されました。
<ルカによる福音書17章21節>
また『見よ、ここにある』『あそこにある』などとも言えない。
神の国は、実にあなたがたのただ中にあるのだ」。
「これはつまり、”自分の心と考えが幸せであることが天国”ということなんです。」
と中島さんは解説し、心のこもった歌声を届けてくれました。
天国が心にある
『天国はあなたの心に』2018年7月3日 Joshua Jung作詞作曲
心 満足ないと 一万の満足ない
考え嬉しくないと 美しい美も 喜びがない
心、考え、天国になれば 全て天国だ
「心」に神様の愛を
プログラムの最後には、当教会の田路佳奈子主任牧師が「心」をテーマに話しました。
良い人生を生きるには
他人や自分の心の通りではなく、
「自分の心に神様を入れる」ことが必要です。
これは言い換えると
「神様・キリストの心に似ていくこと」を指します。
聖書には”神様は愛の方”と書かれています。
私たちは、神様の愛を知って初めて自分の価値を知り、自身を愛し、他の人も愛することができるのです。
田路牧師は「正しく聖書を読むことで、神様の皆さんに向かう愛を知っていただけたら嬉しいです」と話し、締めくくりました。
次回のBibleCaféは4月7日(日)、15時から16時30分までを予定しています。
毎月1回の日曜午後、「家でも職場でもない第3の居場所“HOTサードプレイス”」を体現していきます。