横浜主真理教会が主催するボランティア団体「横浜ブルーバード作戦」は3月30日、横浜駅周辺でゴミ拾いボランティアを行いました。
当日は高校生から子ども連れの方まで幅広い世代が21名集まり、横浜駅から桜木町駅へ向かうルートで4袋のゴミを回収しました。
横浜駅での活動は4年ぶり
普段は横浜市瀬谷区を拠点に活動している横浜ブルーバード作戦ですが、前回の活動時に参加者から「横浜駅はポイ捨てが多い」「横浜駅でもゴミ拾いをしたい」といった声があがったことをきっかけに、約4年ぶりに横浜駅周辺で活動するようになりました。
当日は、そごう横浜店の鐘の広場から桜木町駅までを約1時間半かけて清掃。参加者は3班に分かれ、どのグループも楽しく対話しながらゴミを拾っていた姿が印象的でした。
タバコの吸い殻やビールの缶など多くのゴミが落ちており、袋はまたたく間にいっぱいに。
今回初めて参加してくれた大学生は、「ゴミ袋をいっぱいにする達成感がよくて、夢中で拾っちゃいますね」と話し、あちこちのゴミを積極的に拾ってくれました。
社会問題を身近に感じるきっかけに
今回初めて参加してくれた高校生の1人は、社会問題に関するニュースをみてボランティア活動に興味を持つようになったそう。
活動を終えた後には「実際にたくさんのゴミが落ちていることを体感して、社会問題をすごく身近に感じました」と話してくれました。
また、主催者の1人である阿部さんは、「こうした地道な活動で確実に地域を良くしていけるので、今回参加されたことを誇りに思って下さいね。本当にお疲れ様でした」と参加者をねぎらいました。
また、ゴミ拾い終了後には運営陣から参加賞のアイスとジュースが配られ、「疲れた体にしみる!」「こういうご褒美が嬉しい!」などほほ笑ましい声があちこちから聞こえてきました。
さらに発展したコミュニティへ
参加した方々からは「これからも毎回来たい」「もっと頻度を上げて開催してほしい」「湘南でビーチクリーンもやりたい」といった意見もいただき、今後の活動への期待が感じられました。
また、「ボランティアに興味のある人が、なかなか周りにはいないから新鮮」「年齢の離れた人とも話せる貴重な機会」といった声もあり、ボランティア活動に関心のある人同士の交流の場を実現することにもつながっていることが分かりました。
横浜ブルーバード作戦は今後もゴミ拾いを通して、地域社会に良い影響を与えられるよう努力していきます。