
横浜主真理教会の会員が制作した美術作品を展示する「横浜展覧会」が2023年9月24日から10月8日まで、横浜主真理教会で開催されました。
テーマは「愛と感謝で聖三位に栄光」
横浜展覧会のテーマは「愛と感謝で聖三位に栄光」。神様への愛と感謝が個性通りに表現された作品が10点展示され、多くの方々が観覧に訪れました。
横浜主真理教会では毎年9月から10月にかけて、小学生以下の子どもの美術作品を展示する「銀河展覧会」を開催してきました。
今年は3年ぶりのオフライン開催を記念し規模を拡大。大人の作品も募集して「横浜展覧会」として開催することになりました。
素直で自由な子どもの作品

横浜主真理教会の踊り場には、小学生以下の子どもの作品が4点展示されました。素直で自由な子どもの作品は、美しく神秘的な天国の世界を感じさせます。
小学1年生のゆうほちゃん(6)は『天国すごろく』を制作しました。

スタートからゴールまで約40個のマスには、「イエス様を呼ぶ。100タラントもらう」「お祈りをする。50タラントもらう」などのイベントが。ゲームの中で楽しくタラント(聖書に登場するお金の単位)を集められるよう、ひとつひとつ神様と一緒に考えたそうです。
また、ひよりちゃん(4)は『野心作のちぎり絵』を制作。

野心作とは、キリスト教福音宣教会の自然聖殿「月明洞」にある作品のこと。松と花と岩でできた雄大な自然の作品をちぎり絵で表現しました。ひよりちゃんは「いっぱいお花を咲かせました」とかわいらしく笑みを浮かべました。
美しく洗練された大人の作品

教会の2階では、大人の作品が6点展示されました。大学生から70代まで幅広い世代の作品が集まり、子どもの作品とはまた異なる芸術的な個性が感じられます。
佐藤さん(61)はブックカバー2作品を制作しました。

Rが大きく刺繍された作品『聖書を教えてくれた先生へ』(写真左)には、聖書を正しく学ぶことができる感謝が込められています。”R”の刺繍はヘブライ語で「先生」「私の大いなる主」を意味する”Rabbi”をイメージ。先生とイエス様に思いを馳せ、心を込めて制作しました。
『美しい秋の収穫』(写真右)では、コノハズクとネズミが木の実を収穫している様子をクロスステッチで表現しています。お祈りしながら構想を練り、神様を知って生きられることの感謝を込めてひとつひとつ丁寧に刺繍しました。
そのほか、塩谷さん(75)は切り絵で作った『麒麟』を制作しました。

麒麟とは中国神話に現れる伝説上の動物です。”麒”は雄、”麟”は雌を意味し、通常は”麒麟”と雌雄同体で表記される点から、”御言葉で導いてくださる神様”と”御言葉に聞き従う塩谷さん”とが一体になる様子を連想させます。
秋の澄んだ空を背景に、麒麟の体を秋色にして、切り絵1片1片に神様への愛と感謝を込めました。「麒麟の絵の中にハートが沢山あります。ぜひ数えてみてくださいね」とお茶目に微笑む塩谷さん。あなたはハートをいくつ見つけられましたか?
おわりに
子どもも大人も芸術的な才能を発揮し、神様への愛と感謝があふれる展覧会になりました。
横浜主真理教会では今後も芸術活動を通して、ひとりひとりの個性を育んでいきます。
